あっと言う間に10月に入ってしまいました。総選挙から一月半、今日はののうえ愛事務所オープンオフィス&議会報告会を行っています。
8月30日の総選挙で民主党中心の政権へ交代してから一月半が経ちました。連日、新政権の繰り出す政策が報道されています。これはマニフェストと違う、いや、マニフェストに縛られすぎるのはいかがなものか、等々。しかし今日事務所に来られた市民の方がおっしゃっていたのですが、臨時国会は今月末から始まるのです。まずはそこでの取り組みを見てから評価をすべきではないか、と。全くその通りだと、市民の立場からはののうえ愛もそう思います。
しかし一方でそうも言っていられないのが地方自治体の立場から。高槻市議会では9月30日に9月定例議会が終わりました。今回の議会も、一番大きな金額を占めたのが、6月議会に引き続き、今年度の国の1次補正予算の地方分についてです。これは麻生政権が決めた15兆円にも及ぶ補正予算の地方分配分についてで、総選挙で一定はNOという民意が示されたものに対して地方議会の場で私たちは一体どういった議論をすればいいのか非常に頭の痛い問題でした。 予算のほとんどが緊急雇用対策の名の下に下りてくるわけですが、中には、これは本当に緊急か、雇用対策につながるのか、と疑わざるを得ないものも混じっています。こういった予算の凍結のための洗い出しを、現在民主党の新政権が行っているわけで、それが2兆円とも3兆円とも言われています。一旦決まった予算は何が何でも執行されなくてはならないのか。それとも不要不急の補正予算はここは一旦凍結することに地方としても新政権を応援していくのか、そんな姿勢も問われる議会でした。9月議会の詳細については追ってお知らせさせていただきます。
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